iTunes と macOS Catalina (10.15) と QNAP の問題

これまで長い間 QNAP の NAS と Mac を使っていながら、iTunes を使ったことがなかった。自分が全然 iTunes で音楽を聴くというような行動スタイルがなかったからだ。ところが、家族が Mac で NAS に取り込んだ音楽を聴けるようにする要請があり、今さら、QNAP の NAS を iTunes サーバー化してみようかということになった。

元々、QNAP が iTunes にも対応しているということは管理画面でも知っていたが、調べてみると、たった 1 ページの説明で済む簡単な作業のようだった。

ところが、iTunes Server を有効化して、macOS (Catalina) のミュージック.app から QNAP 上の iTunes サーバーが見えるようになるまでは簡単にできたのはいいのだが、NAS 上のアルバムを選択しても、再生ができない。調べてみると、macOS Catalina (10.15) から新しくなったミュージック.app の仕様の変更が原因で、古い DAAP(Digital Audio Access Protocol)に対応しなくなったため(プロトコルのメッセージ中の「:」が「@」に変更されているとか)。原因はそれなのだが、悪いのはむしろ、とっくの昔に開発が停止した古い DAAP 用のサーバーアプリ(Firefly)のままで放置している QNAP の怠慢である(同じ台湾メーカーの Synology も似たりよったりな状況らしい)。Firefly の後継の forked-daapd にとっくの昔にリプレースしておくべき話だという。

Docker で forked-daapd を入れる(Docker)

そこでどうにかする方法としてネットに出ているのが、Docker を使って forked-daapd を入れてしまうという方法。ところが、Docker を入れられないモデルの NAS の場合はどうしようもない!

そう、うちの QNAP の NAS、HS-210 がそうだ。ふざけんな QNAP!

macOS Catalina に iTunes.app を入れる(Retroactive)

仕方がないので、以前の iTunes.app を入れることで、当面の時間稼ぎをすることにした。Retroactive 1.8 で一番新しい iTunes.app を入れただけ。これで、QNAP のFirefly の iTunes server からの再生が何の問題もなく、可能となった。

今後の見通し

これまでの経験上、QNAP は 1、2 年遅れくらいで対応してくることがあるので、後になってから forked-daapd に更新するかもしれない。一方、次の macOS Big Sur になると、また Retroactive もすぐには対応しないと思うので、QNAP が公式に対応しない限り、今回の Retroactive による iTunes.app のインストールによる解決策は、あくまでも当座凌ぎの色が強い。

それか、NAS を更新するか(もう QNAP は選ばないだろうけど)。

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